同じ土俵に立てないいらだち
そんななか、中国共産党機関誌・人民日報系のニュースサイト、人民網(日本語電子版)が「米高速鉄道の受注競争 中国と日本のどちらが有利か」と、韓国の感情を逆なでするような記事を掲載した。
米国では今年1月、初の高速鉄道プロジェクトとなるカリフォルニア高速鉄道が着工された。まだ、どの国が車両、システムなどを請け負うが正式に決まっていないが、2029年にはサンフランシスコとロサンゼルスが約2時間半で結ばれる予定だ。
人民網は、中国と日本が近年、高速鉄道の国際建設と関連設備の輸出市場での競争を激化させていると指摘。そして「(中国は)日本というライバルがもたらす強大な競争圧力を克服しなければならない」と強調している。
実績のない韓国に触れるはずもない。韓国は、日本と中国という東アジアの経済大国と同じ土俵に立てないことにいらだっているに違いない。