2015.9.19 10:18
安保関連法案の投票が行われた参院本会議=19日未明、国会・参院本会議場(福島範和撮影)【拡大】
米側はとりわけ、限定的とはいえ集団的自衛権の行使が初めて可能になったことで、「幅広い偶発事態」(シアー国防次官補)に共同で対処することを主眼としている。
米軍と自衛隊の抑止力、共同対処能力の強化策としては(1)朝鮮半島、東・南シナ海、中東情勢などの現状と、考え得る想定に照らした協力(2)共同作戦、運用計画の見直しと新たな策定(3)相互運用性(インターオペラビリティ)の強化(4)日米物品役務相互提供協定(ACSA)の見直し(5)合同演習の強化-などを順次、検討していく方針だ。
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