首都イスラマバードの公園で、スマホを使用して写真を撮る若者。パキスタンのスマホ利用者は2016年末に4000万人を突破する見通しだ(AP)【拡大】
パキスタンは、スマートフォンの販売が急増している。現地紙エクスプレス・トリビューンによると、同国は第3世代移動通信システム(3G)と、より高速で大容量のデータ通信が可能な4Gの合計加入者数が今年7月に1460万人に達した。2016年末にはスマホ利用者が4000万人を突破する見通しだ。
同国のスマホ拡大は、インターネット通信販売市場との相乗効果が期待されている。地場ネット通販会社の関係者によると、現在、パキスタンでは月間200万台の携帯電話が売れており、スマホ需要の拡大によって割引など各社の競争が激化しているという。スマホ人気はネット通販市場の拡大にも寄与しており、14年に6000万ドル(約72億2200万円)だった市場規模が今年はすでに1億ドル近くに達しているもようだ。
専門家は、パキスタンのネット通販市場の顧客は最大都市カラチ、北東部ラホール、首都イスラマバード、北部ラワルピンディで5割を占めると指摘。今後、3G・4Gの通信網整備が地方都市や農村部で進み、スマホの普及拡大が続けば、利用者が増加し、ネット通販市場の拡大も加速していくと予想した。