TPP、後続国に高いハードル 知財、国有企業改革…「中国の参加は難しい」 (2/3ページ)

2015.10.7 07:01

5日、米アトランタでTPP交渉が閣僚会合で大筋合意し、共同記者会見する甘利明TPP担当相(左から3人目)ら各国代表(共同)

5日、米アトランタでTPP交渉が閣僚会合で大筋合意し、共同記者会見する甘利明TPP担当相(左から3人目)ら各国代表(共同)【拡大】

 TPPには経済取引をめぐる広範なルールが盛り込まれた。国有企業が国内総生産の約4割を握るとされるベトナムや、マレー系住民を優遇する「ブミプトラ政策」を掲げるマレーシアは、国有企業改革に一時は強く反発したものの、最終的に合意に至った。

 改革には、国有企業の優遇をやめ、民間企業と競争条件を平等にする狙いがある。ただ、国有企業は政権に近い人物が経営にかかわるなど、既得権益に直結するケースが多く、改革は至難の業。とくにベトナムが合意したことに、新興国での存在感を高めたい思惑からか、「『ポスト中国』を念頭に、改革姿勢をみせた」(みずほ証券の折原豊水シニアエコノミスト)と驚きの声もあがる。

 さらに、TPP交渉の大筋合意を受け、TPPの行方を注視していた中国の動向も関心を集めている。

「改革内容で中国側と協議し、その結果を12カ国で合意しなければならない」

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