【TPPでこう変わる】(7)国有企業、公共事業改革 (2/2ページ)

2015.10.29 05:00

 ルール作りを主導した米国には、国有企業の存在感が強い中国の協定参加も念頭にある。経済活動のルールを先に確立することでその行動を縛りたい考え。また、インフラ分野の自由化を進めることで、アジアインフラ投資銀行(AIIB)に対抗する狙いもありそうだ。

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 ■TPP参加国でも国有企業が独占的な地位を占める

 ≪マレーシア≫

 公的事業を行う国有企業33社がGDPの35%(約9.6兆円)を独占、うち3分の2を3大国有企業のペトロナス(資源開発)、テナガ・ナショナル(電力)、テレコム・マレーシア(通信)が独占

 ≪ベトナム≫

 国有企業がGDPの33%、雇用の14.3%を占める

 ≪ブルネイ≫

 石油、ガス、製造、銀行、通信、航空輸送を含むさまざまな分野を国有企業がほぼ独占

 ※マレーシアは2012年、ベトナムは11年のデータ

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