総務省は25日、平成29年4月の導入を目指す、燃費性能に応じた自動車購入時の新たな課税について、軽自動車と営業車の税率を最高で購入額の2%とする方向で調整に入った。普通車と同様に最高で3%の税率をかける方針だったが、自動車業界の反発を受け、軽と営業車に優遇策を示す。
新税は消費税率10%への引き上げに合わせて廃止する「自動車取得税」に代わり、新設が決まっている。取得税の税率は普通車で3%、軽自動車と営業車は2%で、新税の最高税率もこれに合わせる。地方で女性や高齢者の足がわりとなる軽と、公共性が高い営業車に配慮する。
新税は燃費基準の達成度合いに応じて0%から2%まで0・5%間隔で5段階の税率を設ける方向だ。燃費と税率の組み合わせは今後詰める。政府・与党は自治体や販売店の準備期間を勘案し、28年度税制改正大綱に新税の具体案を盛り込む考えだ。