新税は、消費税率の10%への引き上げに合わせて、購入時に支払う「自動車取得税」を廃止する代わりに導入する。取得税の廃止で地方税収は約1100億円減るが、新税の税収規模は約890億円の見込みで、実質的な減税となる。消費税増税後の自動車販売の落ち込みを懸念したほか、減税の見返りに日本の基幹産業である自動車業界に設備投資の拡大を主導してもらい、「経済の好循環」を早期に確立したい狙いがある。
一方、自動車の持ち主が毎年支払う「自動車税」と「軽自動車税」のエコカー減税は、15年度末の期限を1年延長する。ただ自動車税の優遇措置の条件は見直し、75%減税の対象車は「15年度基準を20%上回る」から「20年度基準を10%上回る」に、50%減税は「15年度基準を10%上回る」から「20%上回る」にそれぞれ厳しくして対象を絞り込む。