靖国爆発でも日本への被害意識…「韓国VS日本」の構図 外国メディアにまで“介入” (4/4ページ)

2015.12.11 16:53

麹町警察署を出る全昶漢(チョン・チャンハン)容疑者=午後8時45分、東京都千代田区(納冨康撮影)

麹町警察署を出る全昶漢(チョン・チャンハン)容疑者=午後8時45分、東京都千代田区(納冨康撮影)【拡大】

 しかし、抗議するなら日本メディアにすればよい。抗議を受けたなら、丁寧に説明するつもりだ。「メディア統制」までも要求されたかたちの日本政府としては、困惑するしかないだろう。あり得ないことだが、万が一、そのようなお達しがあろうものなら、日本国内で大問題になることは必至だ。

 今回の抗議に限らず、韓国では何事においても「韓国対日本」の枠組みの中で見るきらいがある。「日本メディアの過剰な報道」といった受け止め方にそれは露骨に出ている。また、日本を相手にしたときの“被害意識”もうかがえる。

 東亜日報(11日付)は「日本のテレビ放送の解説者は『全氏がまた別の犯行を犯すために再入国した可能性がある』という悪意的なコメントを寄せた」と報じている。「悪意的」という受け止め方に、韓国側(一部かもしれないが)の日本メディアの報道に対する独特の心情が表れている。

 今回のように韓国人が逮捕される事件が日本以外の国で起き、実名報道されたら、韓国政府はその国にも「公式抗議」するのだろうか。また、事件が日本国内に与えた衝撃の大きさを理解しているのか。もちろん、分かった上での報道への介入なのだろうが。

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