こうした報道に、日本のネットユーザーらは「せっかく日本に来たのに気の毒…」「台湾人だとアピールできる何かが必要」などと即座に反応した。
しかし、大きな反響は日本にとどまらなかった。
記事は中国語に翻訳され、台湾で最多発行部数を誇る大手紙「自由時報」(http://news.ltn.com.tw/news/world/breakingnews/1534168)をはじめ、若者らに人気の大衆紙「蘋果(ひんか)日報」(アップルデイリー)の台湾・香港電子版(http://www.appledaily.com.tw/realtimenews/article/new/20151209/749423/)、台湾のテレビ局、中国、香港のサイトでも紹介された。
台湾、香港メディアが「日本のメディアが台湾の旅行客の心情を鋭く見抜いた」などとセンセーショナルに報じたのに対して、中国では「参考消息網」などが「台湾人は日本では中国語は話さない」などと淡々と記事要約を紹介するのにとどまった。