また連盟は、今後、(1)上流工程(酪農)の品質安全白書を発表(2)牧場の排泄(はいせつ)物の科学処理(3)(マッサージなどを施す)乳牛用「スパ」の継続(4)穀物から飼料への転換(5)飼育地区の改造と高度化(6)「スマート牧場」の建設(7)「黄金の鍵」と「牧場主大学」の両プロジェクトを深化させる-ことも宣言した。
蒙牛乳業と中国農業大学が協力して立ち上げた「牧場主大学」は、業界内で最も実戦経験のある国内外の専門家100人余りを集め、トップクラスの講師チームと顧客サービスチームを設け、世界的に先端レベルを持つ教育基地をこれまでに10カ所建設した。2015年までに1300人余りが同大学で研修を受け、協力パートナー281社が参加。牧場管理で348件の革新プロジェクトを打ち出した。
例えば科学給餌や冷排水節水バルブなどのプロジェクトは、既に全面的に実現。集中研修や衛星講義、専門家の牧場視察、家庭牧場への支援計画などを通じて、技術や資金、管理、情報、設備などの産業の優良資源を統合し、牧場の主要技術や管理運営レベルのシステム化を実現していく。(中国新聞社)