大勢の報道陣を前に、記者会見する甘利経済再生相=22日午前、東京・永田町【拡大】
--秘書の問題に関してはもっとかかると
「これは私には、秘書の行動に対して、接触が全くないし、指示も全くしていないです。ですから、一連の、いろいろなやり取りについて、全く分からないんです。どれくらいかかるかも、実際に専門家、弁護士さんになりますけれど、その方たちが全部調べてもらわなきゃならないですから。これは私では、いついつまでに、ということは全く言えないです。できるだけ急いでもらいたいと思います」
--自身の問題については、専門家は入っていないということか
「ええ、私の問題については、私が立ち会っていた、そこにいた秘書とか事務所関係者と、それから、その場合に関係した関係者と、できるだけ確認をしながら一つ一つ自分の記憶を確認していってます」
--自身の問題については、自身でまとめて、そこで…
「ええ、ええ、はい。ですから自分の記憶を、2年半のことですから、しっかり呼び起こさなければならないというところもあります。自分としては、こういうことであったという記憶はあって、それと報道が部分的に違うところがあって。で、いや、こっちの方、そうじゃないはずだ、と思っているんですけど、録音もあります、証人もいます、何もあります、とおっしゃってますから、本当にそうなんだろうか、ということで。それはもう、二転三転するようなことだけはしたくないんです。だから、こうやって記憶してました、この部分が違うじゃないか、うんぬん、みたいなことにしたくないんで。正確にその記憶をたどりたい。これは、そんなのは無視してやれといわれても、それは無責任だと思いませんか」