大阪府の松井知事は21日の検討委で、ルートを国に委ねた上で、早期の大阪延伸を求める立場を表明している。検討委の西田昌司委員長(自民)は26日の会合後、「関西広域連合は建設費の負担主体でなく、意見を聞く予定はない」と記者団に述べた。米原ルートの“埋没”は如実な情勢だ。
北陸新幹線は、金沢-敦賀間が平成34年度末に開業予定。検討委は大阪までの延伸ルートを選ぶため昨夏発足し、関係自治体などの意見を聞いてきた。今後は京都府、京都市や関西、北陸の経済界から聴取する。
ただ検討委メンバーの中には、夏の参院選をにらんだ選挙対策の思惑も強い。西田委員長は、小浜から京都府舞鶴市を経て関西国際空港へ至る独自案を提唱している。結論時期は5月末だが、候補を一つに絞らない可能性もある。