1日の東京株式市場では日経平均株価が大幅続伸した半面、銀行株が大きく下落した。日銀のマイナス金利導入で貸出金利や国債利回りの低下を通じて収益悪化を余儀なくされることへの懸念が背景にあり、3メガバンクなど大手銀行のほか、資金の大半を国内で運用する地方銀行も下げた。
終値でみた下落率は、3メガバンクの三菱UFJフィナンシャル・グループが5.46%、三井住友フィナンシャルグループが7.61%、みずほフィナンシャルグループが5.88%に達した。地銀では、東北の七十七銀行が11.75%、静岡県東部のスルガ銀行が10.57%下落。また日本郵政グループのゆうちょ銀行も8.02%安と下げがきつく、上場来の最安値を更新した。
松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリストは「1日も国債利回りが大きく低下したため、資金運用が厳しくなるとの見方から、収益減を懸念した売りが広がった」と話した。