4日の東京外国為替市場では、前日の米国市場で円が対ドルで急騰した流れを受け、円相場は一時1ドル=117円65銭と、前日夕方に比べて2円30銭程度も円高ドル安が進んだ。東京株式市場は円高を嫌気して日経平均株価が3営業日続落し、一時1万7000円を割り込む場面があった。
平均株価の終値は前日比146円26銭安の1万7044円99銭。日銀がマイナス金利導入を決めた前日の1月28日の終値(1万7041円45銭)に迫り、追加金融緩和後の上昇分がほぼ失われた。
円相場も東京市場で1ドル=117円台をつけたのは同26日以来で、マイナス金利導入決定前の水準まで円高ドル安が進んだ。
3日の米国市場では一時1ドル=117円06銭と、同日の東京市場の夕方に比べて3円近くも円高ドル安が進行。同日発表された1月の非製造業の景況感指標が悪い内容で米国経済の先行き不透明感が広がったことや、米ニューヨーク連邦準備銀行のダドリー総裁の発言を手がかりに、米国の追加利上げ観測が後退。円買いドル売りが加速した。