衆院財務金融委で答弁する安倍晋三首相=24日午前【拡大】
安倍晋三首相は24日の衆院財務金融委員会で、来年4月に予定する消費税率10%への引き上げについて、世界経済の「大幅な収縮」が起きれば、中止する政治判断もあり得るとの認識を示した。
共産党の宮本徹氏への答弁。首相はこれまで再増税を延期するケースとしてリーマン・ショックや東日本大震災のような重大な事態が起きた場合を挙げてきたが、経済の大幅収縮に言及した。
ただ、首相は予定通り再増税を行う考えに「変わりはない」と強調。その上で、「10%への引き上げを確実に行うための経済状況を作り出すという決意の下、経済財政運営に万全を期していきたい」と述べた。
政府は消費税率10%への引き上げを当初は15年10月に行う予定だったが、14年11月に首相が1年半延期することを表明した。