トランプ氏「攻略法」
クリントン陣営では本選をにらんだ対トランプ戦略が早くも練られている。夫のビル・クリントン元大統領が1992年、大統領選に初当選した際の立役者で、戦略と世論調査を専門とするジェームズ・カービル、スタン・グリーンバーグ両氏は2月、トランプ氏の攻略法を指南する報告書を出した。
報告書は、トランプ氏が「ティーパーティー(草の根保守の茶会運動)と中・低所得者層の強い支持を基盤に、福音派や穏健保守層でも(他候補と)競合している」と分析、「トランプ氏が指名を獲得する情勢にある」と結論づけた。
そして、無党派層や共和党内のトランプ氏の不支持層を狙い、トランプ氏は(1)国家より権力と名声を大事にし、病的に自己中心的(2)女性に極めて無礼(3)国家安全保障と核兵器を扱うには不適格-であることなどを突くよう提言している。
クリントン陣営は、トランプ氏を「女性嫌い」で「国と世界を危険にさらす人物」として描く“脚本”と広告を準備している。