上海で開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議=2月26日(AP)【拡大】
この30行に含まれる三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループの国内3メガバンクは「無理なく対応できる水準」(金融庁)として、もともと影響は出ない見通しだった。
ただ、銀行規制は、国際金融を監督する金融安定理事会(FSB)のほかにいくつかの枠組みが同時並行で議論されており、今後も強化される方向だった。今回の合意で、こうした動きは抑制されそうだ。
一方でメガバンクはすでに規制強化への対応に着手しており、三菱UFJが2000億円の劣後債の発行を決めた。あるメガバンク幹部は「今後も経営危機に備え万全を期すが、過度な規制に歯止めがかかる意義は大きい」と話した。(飯田耕司)