ただ、預金も4.5%増の540兆6000億円。全国銀行協会がまとめた2月末の預金・貸出金速報でも大手5銀行の実質預金残高は5.9%増と13年ぶりの高い伸びを記録。その一方、貸出金残高は1.8%増にとどまった。
保険会社などの機関投資家や地方銀行は、超低金利下で顧客から集めたお金の運用に四苦八苦。辛うじて金利がつく大手銀の預金に取りあえず資金をシフトさせたとみられる。
「住宅投資や企業の設備投資が増える」。日銀はマイナス金利政策の意図をこう説明するが、これらのプラス効果が出てくるのはまだ先のようだ。