国際通貨基金のラガルド専務理事(左)と握手を交わす中国の李克強首相=21日、北京の人民大会堂(共同)【拡大】
中国政府によると、李克強首相は21日、北京で国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事と会談し「中国は主体的に人民元安に誘導して輸出を刺激するようなことはしない」と強調した。その上で、今後も着実に人民元の自由化に向けた改革を進めていく方針をあらためて確約した。
李氏は「世界で通貨安競争が起きることに賛同しない。世界経済の回復に弊害はあっても利益はない」と指摘。同時に「人民元レートは、合理的な範囲内での安定を保持する」とも述べ、過度な変動を防ぐための為替介入は続ける意向を示唆した。
ラガルド氏は、中国が策定した新中期経済目標「第13次5カ年計画」について「中国経済が今後も世界経済の発展をリードし続けることに役立つだろう」と評価した。(共同)