29日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日比97・72ドル高の1万7633・11ドルと昨年12月29日以来3カ月ぶりの高値で取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が講演で追加利上げを慎重に判断する姿勢を示したことで、緩和的な金融政策が続くと期待された。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は反発し、終値は79・83ポイント高の4846・62だった。
市場では早期利上げへの警戒感が出ていたが、イエレン議長は講演で利上げについて「用心深く進めることが適切だ」と発言。「4月の追加利上げはなく、利上げペースは緩やかになるとの見方が強まった」(アナリスト)と受け止められた。
同日のニューヨーク外国為替市場の円相場は午後5時現在、前日比74銭円高ドル安の1ドル=112円67~77銭をつけた。ユーロは1ユーロ=1・1286~96ドル、同127円28~38銭。(共同)