米通商代表部、日本に市場開放の要求継続 「TPPで満足せず」の姿勢

2016.4.1 18:28

 米通商代表部(USTR)は3月31日、2016年版の貿易障壁報告書を公表した。米国主導で合意した環太平洋連携協定(TPP)を「参加国への輸出を増やすのに大きな進展」と位置付ける一方で「日本との貿易に関係する懸念や課題の解決に引き続き取り組む」とも明記。TPPで満足することなく一段の市場開放を求める方針を示した。

 TPPが発効すれば、日本が米国産のコメに無関税の輸入枠を設けることに言及。「米国産はごくわずかしか日本の消費者に届いていないが、閉鎖的だった日本のコメ市場はTPPでかなり開かれる」と分析した。

 日本が小麦や牛肉、豚肉でも特別な輸入枠を設けたり、関税を大幅に引き下げたりすることも評価。日本がリンゴ、ブドウ、サクランボなどの果物の関税撤廃に応じたことも紹介した。(共同)

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