「ここは中国か?」堂々としたパクリ疑惑 タイ寺院、人気キャラ続々登場のワケ (3/3ページ)

2016.4.3 07:12

タイ・サムットプラーカーン県の寺院に登場した人気キャラクター「アイアンマン」の巨像。参拝者が記念撮影をして楽しんでいる(ロイター)

タイ・サムットプラーカーン県の寺院に登場した人気キャラクター「アイアンマン」の巨像。参拝者が記念撮影をして楽しんでいる(ロイター)【拡大】

  • タイ・サムットプラーカーン県の寺院に登場した人気キャラクター「ハルク」の巨像。よく見ると、僧侶はたばこをくわえ、腕や足のタトゥーをのぞかせている(ロイター)
  • タイ・サムットプラーカーン県の寺院に登場した人気キャラクター「ハルク」の巨像。よく見ると、僧侶がたばこを指に挟んでいる(ロイター)
  • タイ・サムットプラーカーン県の寺院に登場した人気キャラクター「ハルク」の巨像。仏教建築や仏像を背景にそびえる姿は、実にシュールだ(ロイター)
  • タイ・サムットプラーカーン県の寺院に登場した人気キャラクター「ハルク」の巨像。僧侶たちが笑顔で前を通り過ぎている(ロイター)

 スタジオのキャスターは「みなさんぜひ一度訪れてみてください」と好意的にニュースを締めくくったのだが、気になる“パクリ疑惑”については一切触れなかった。

 タイのネット上でも「著作権は大丈夫?」という指摘はあったものの、意見の多くは「仏教の伝統に即しているかどうか」という考え方に立っている。

 「漫画を作って子供にアピールしてみれば?」や「お寺の中に水着の女性がいたら人を呼べるよ」などといった皮肉のほかに「物があるからではなくて、心から行きたいと思えるから訪れる。お寺はそんな存在であってほしい」という声もあった。

 農村の過疎化が進んで寺院が荒廃し、都会に移り住んだ若い世代は仏教への関心が薄らぐ。そんな危機は日本だけでなく、タイでも同様に訪れているのかもしれない。

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