ただ、45ドルまで回復すれば、採算割れで減産を余儀なくされた米国のシェールオイルの生産が拡大するとの見方は多い。増産凍結への期待先行で原油相場は上昇しているだけに、上野氏は「合意直後はいったん上昇しても、利益確定売りに押され高値を維持することは難しい」と予想する。
増産凍結で合意できなければ、原油価格は大きく下落しそうだ。そもそもサウジはイランが参加しない場合、増産凍結に加わらない考えを示しており、会合自体が延期される可能性もある。石油天然ガス.金属鉱物資源機構の野神隆之主席エコノミストは、増産凍結で合意できない場合、「再び30ドル台前半まで下落する」と指摘する。