【ソウル=名村隆寛】韓国総選挙では、朴槿恵政権と与党セヌリ党に対する強い批判が票となって表れた。政権末期に向かう朴政権から、民心が離れていることが露骨に示された。
セヌリ党は、親朴大統領派が主導した党の公認候補選びで「非朴派」との内紛が起き、離党議員が続出。こうした党内の争いと騒動に、有権者は嫌悪感さえ示していた。
さらに、政権発足後の3年間、目立った業績も残せず、経済と国民生活の悪化という現実を前に、かけ声だけをあげる朴大統領に対する不満はくすぶり続けている。東亜日報(14日付)は「与党惨敗は、朴槿恵大統領にさっさと代われという国民の命令だ」とする社説を掲載して批判した。