アベノミクスがもたらした「円安・株高」で、たしかに富裕層や大企業は巨額の利益を手にした。米国のフォーブス誌によると、日本の富裕層上位40人の資産総額は、この4年間で、7.2兆円から15.4兆円へと2倍以上に増大した。一方で、金融資産ゼロ世帯は470万世帯も増え、全世帯の3分の1を超えた。中間層が疲弊して、貧困が広がっている。
GDPの6割は個人消費だ。家計という経済の最大のエンジンを温めてこそ、「経済の好循環」は生み出される。消費税増税は中止し、個人のふところを直接温め、普通の人から豊かになる政策への転換が必要だ。
いまや非正規雇用が4割だ。均等待遇の法制化と合わせ、最低賃金の抜本的引き上げは賃金の底上げに不可欠だ。私たちはただちに全国最低1000円に引き上げ、1500円をめざすことを提案している。フランスや米国は最低賃金引き上げのための中小企業の社会保険料軽減や減税を大規模に行った。日本でも黒字大企業を潤す法人税減税ではなく、最低賃金引き上げのための中小企業支援に回すことがくらしと経済の再建になるはずだ。
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28日はおおさか維新の会を掲載します。共産党の2回目は6月10日掲載予定です。
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【プロフィル】宮本徹
みやもと・とおる 党政策委員会副責任者、衆院財務金融委員会委員。草の根の市民活動、政治活動をへて、2014年12月の衆院選で比例代表東京ブロックから初当選。東大教育学部卒業。44歳。兵庫県生まれ。