党大会で「頑張ろう」と気勢を上げる党幹部や参院選立候補予定者ら=3月26日、大阪市中央区【拡大】
□おおさか維新の会・片山虎之助共同代表
景気の先行きが予断を許さない中、国民には税負担が重くのしかかっている。2014年度に消費税率が8%となって以降、消費は低迷を続けている。消費税率は来年度には10%となる予定であり、また、復興特別所得税は37年末まで、源泉徴収が続くことになる。
これに対し、復興財源のための議員歳費や公務員給与の削減は、13年度をもって終了となった。これにより、14年度に国の公務員人件費は2700億円増えた(復興特別所得税の税収3000億円とほぼ同額である)。そのうえ、公務員人件費は、15年度に500億円、16年度に400億円増えている。
国民に増税などの負担を求めるなら、その前に、議員定数・歳費などをカットする「身を切る改革」を行い、公務員人件費を削減すべきである。公務員人件費の削減方法として行うべき政策には、主に次の2つがある。
第1に、出先機関改革である。行政機関の国家公務員30万人のうち、18万人強が地方出先機関の職員となっている。これら出先機関には実質的に裁量権がなく、地方自治体との二重行政となっており、職員と予算に無駄が生じるなどの問題がある。さらに、国会の監視が及びにくい上に、メディアとの接触も少なく、地方自治体の首長や地方議会のガバナンスも及ばない。行政の効率性の点からも、民主的コントロールの点からも大きな欠陥がある。こうした出先機関は原則廃止し、事務・職員・予算の純減をはかるべきである。