【2016参院選 経済政策を問う!】増税の前に「身を切る改革」を (2/2ページ)

2016.5.28 05:00

党大会で「頑張ろう」と気勢を上げる党幹部や参院選立候補予定者ら=3月26日、大阪市中央区

党大会で「頑張ろう」と気勢を上げる党幹部や参院選立候補予定者ら=3月26日、大阪市中央区【拡大】

 第2に、人事院勧告制度での官民給与の比較方法の見直しだ。人事院の行う民間給与実態調査では、企業規模50人以上、事業所規模50人以上の事業所が対象となる。これは全国の事業所全体の1%にすぎず、調査対象が大企業に偏っていると疑われている。調査対象事業所の労働者数は正社員の6割の人数をカバーするといわれるが、今では、民間労働者のうち正社員は6割にすぎない。このため、公務員給与は国民には高く感じられるものになっていて、官民給与比較の方法自体を見直すべきことが広く指摘されている。

 このほかにも、公務員の評価の仕組みが絶対評価方式であることや、昇給の仕組みが職位と連動せず、同じ職責でも昇給が続くなどの点も改革が必要である。

 公務員人件費削減に加え、独立行政法人などの政府系法人の統廃合と民営化、特別会計の効率化、基金制度の見直しなどを行い、さらに、規制改革によって行政事務自体を大幅に減らして、簡素で効率的な行政機構にしていくべきである。

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 次回は31日に社民党を掲載します。おおさか維新の会の2回目は6月11日掲載予定です。

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【プロフィル】片山虎之助

 かたやま・とらのすけ おおさか維新の会共同代表。総務相、参院自民党幹事長、同国対委員長、参院予算委員長、たちあがれ日本参院幹事長などを歴任。東大法学部卒業後、自治省(現総務省)入省。89年の参院選岡山選挙区で自民党から初当選。2010年の参院選に、たちあがれ日本から立候補、比例代表で通算4回目の当選。80歳、岡山県生まれ。

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