【ワシントン=小雲規生】米大統領選に向けた候補者選びで民主党は7日、ニュージャージー、カリフォルニアなど6州で予備選・党員集会を行った。6日に民主党での候補者指名を確実にしたヒラリー・クリントン前国務長官(68)は7日夜(日本時間8日午前)、地元のニューヨークで演説し「米国史上初めて女性が主要政党の大統領指名候補になる」と述べ、選挙戦を継続してきたバーニー・サンダース上院議員(74)に対する勝利を宣言した。
クリントン氏は「まだまだ壊さなければならないガラスの天井がある」と述べ、初の米女性大統領を目指す決意を示した。オバマ大統領は7日夜、クリントン氏に電話し、候補指名争いの勝利を祝福した。
クリントン氏はカリフォルニア、ニュージャージー、ニューメキシコ、サウスダコタの各州予備選で勝利。サンダース氏はモンタナ州の予備選、ノースダコタ州の党員集会を制した。
オバマ氏はサンダース氏にも電話し、選挙戦を通じて経済格差などの問題に注意を喚起したとして感謝を伝えた。オバマ氏は9日にホワイトハウスでサンダース氏と会談する予定だが、サンダース氏は7日、選挙戦から撤退せず最後まで戦う考えを示した。