15日のニューヨーク外国為替市場で円相場は対ドルで急伸し、一時1ドル=105円41銭をつけ、2014年10月以来約1年8カ月ぶりの高値を記録した。米連邦準備制度理事会(FRB)の「利上げ時期が想定より遠のいた」との見方が市場で広がり、ドル売り円買いの動きが強まった。円高が加速すれば、輸出関連企業の収益を圧迫し、日本経済に悪影響を与えかねない。
FRBが15日の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ見送りを決めたのと同時に公表した政策金利見通しで、利上げの回数が年内は1回にとどまると予想するFOMCメンバーが増えた。これにより利上げのペースは緩やかになるとの見方が強まった。
イエレンFRB議長が記者会見で、7月に利上げする可能性を排除しなかったこともあり、ドルがやや買い戻された。(共同)