28日の東京株式市場は小幅続伸した。日経平均株価の終値は、前日比13円93銭高の1万5323円14銭。安値と高値の間は456円もの値幅で乱高下となった。
前日の欧米株大幅続落を受けて、日経平均株価は午前は主に軟調だった。214円安で寄り付き、321円安の1万4987円と1万5000円を割り込む時間帯もあった。午前終値は50円安。
しかし円相場が102円へと円安ドル高に振れたこともあり、午後は一転して値上がりに転じた。高値は134円高まで上昇し、1万5400円台を一時回復した。
投機筋も含めて、前週末の暴落(1286円安)からの買い戻しが進んだことが主因。政府が断続的に英EU離脱を受けての経済対策会議などを実施していることが市場に好影響を与えている。きょう午前には経済財政諮問会議が開かれたが、終了後に日銀の黒田東彦総裁が必要に応じて追加金融緩和をする考えを改めてあらためて示したことも投資家に安心感を与えた。
東証株価指数(TOPIX)の終値は、前日比1.14ポイント安の1224.62。3メガバンク、野村HD、東京海上HDと大手金融が続落したほか、トヨタ自動車など主要自動車メーカーも続落した。