参院選 「民共」共闘継続で対立再燃 岡田氏路線が代表選争点に (2/3ページ)

2016.7.11 07:22

民進党の開票センターで、報道陣のインタビューに答える岡田克也代表=10日、東京都千代田区(宮崎瑞穂撮影)
民進党の開票センターで、報道陣のインタビューに答える岡田克也代表=10日、東京都千代田区(宮崎瑞穂撮影)【拡大】

 岡田氏は次期代表選への出馬を「白紙」としながらも、次期衆院選の小選挙区対応については「2人も3人も出したら、与党を利するだけだ」と述べ、野党共闘を継続したいとの考えを強調した。

 ただ、民進党は旧民主党が政権を失った平成24年12月の衆院選から、今回の参院選で国政選挙4連敗を喫したことになる。今年3月に旧維新の党を吸収し、民進党に衣替えした合流効果を発揮したとはいえない。

 参院選のスローガンは「まず、2/3をとらせないこと。」と消極的な目標に終始した。岡田氏は「政権交代可能な二大政党制の確立」を政治信条とするにもかかわらず、選挙戦は安倍晋三政権への批判ばかりが目立ち、有権者の心をつかむことはできなかった。

 首をかしげざるを得ない言動もあった。公示直後の6月26日、自らの地元の三重選挙区(改選数1)で公認候補が敗れた場合、次期代表選に出馬しないと唐突に明言したことだ。

本来ならば党代表として全国を走り回るべきところだが…

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