【経済対策・識者談話】土居丈朗・慶応大経済学部教授 「古い自民党型の財政出動」「デフレ脱却には生産性向上や賃上げ」

2016.8.2 22:40

慶應義塾大学の土居丈朗教授(春名中撮影)
慶應義塾大学の土居丈朗教授(春名中撮影)【拡大】

 消費税増税を先送りしながらも平成32年度に基礎的財政収支を黒字化する財政健全化目標を達成するため、我慢していた歳出が一気に噴き出した印象だ。公共事業や低所得者向け給付金など「古い自民党」型の財政出動が目立つ。デフレ脱却という本来の目的と整合的な一貫性ある支出になっているかというと、そうではない。

 デフレ脱却には供給側に働きかける財政出動を行い「生産性向上→賃金上昇→消費回復→デフレ脱却」へとつなげていく必要がある。給付金はなくなってしまえば元のもくあみになる。介護士や保育士の処遇改善もきちんと恒久的な財源を確保して続けていくものにしないと、一時しのぎで終わってしまうだろう。

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