韓国の習性?成功妬んですぐ投資 今度は「ポケモンGO」に翻弄されて… (3/5ページ)

 韓国では、現実世界に映像などの情報を付加するARの技術は、バーチャルリアリティ、人工知能とともに情報通信技術(ICT)の3大核心キーワードと呼ばれ、ゲームこそこれらキーワードを貫通する産業と位置づけられる。それゆえに同紙は、遅れながらも政府が規制緩和の方針を固めたのは幸いだと強調するのだろう。

 他者の成功ばかりを追いかけるのは如何なものか

 一方、同じ韓国紙でも朝鮮日報(電子版)は政府の対応を警戒し、「『韓国型ポケモンGO』に飛びついては駄目だ」と題するコラムを掲載した。

 それによれば、「韓国でこの先起きる状況を予測する書き込みがインターネット上で注目を集めている」という。いずれも今後の流れを予測しており、大統領府(青瓦台)が未来創造科学部や国土交通部(いずれも省に相当)などにポケモンGOを韓国に導入する方策を検討するよう指示。やがて政府が「韓国型ポケモンGO」の開発を目指し数百億ウォン(100億ウォン=約9億円)を投じて拡張現実産業を育成すると発表。そして1年後「規制に縛られた韓国の拡張現実産業、数百億ウォンの予算はどこへ消えたのか」という批判が出る…。

この国では同じような前例があまりにも多いからだ。前出の通り…