夏休み時期で薄商い、円買いが加速 先行きの不透明感も円高要因に (2/2ページ)

 市場では「米連邦準備制度理事会(FRB)としては年内の追加利上げの可能性を否定したくないはずで、週内は1ドル=100円を挟んで円が乱高下する可能性がある」(銀行系証券)との見方も出ている。

 一方、日銀による総括的な検証をめぐっては、緩和策が縮小に向かうのか拡大に向かうのか、市場参加者の間で思惑が交錯。三井住友アセットマネジメントの市川雅浩シニアストラテジストは「少なくとも(不透明感から)円売りドル買いには傾きにくい」と語る。

 当面の円相場を占う上で注目されるイベントは、9月の日銀会合に加え、今月26日にFRBのイエレン議長が米ワイオミング州のジャクソンホールで行う講演だ。議長の発言内容によっては、円相場の手掛かり材料となる可能性がある。(森田晶宏)