産学連携で高度技術者育成急ぐ カンボジア工科大学長に聞く (3/3ページ)

2016.8.18 05:00

オム・ロムニー学長
オム・ロムニー学長【拡大】

  • プノンペンにあるカンボジア工科大学の校舎

 「私は、まだ内戦中だった88年から、この大学で教鞭(きょうべん)をとってきた。当時の大学は設備も技術もなく、文字通り『からっぽ』だった。今、日本をはじめとする国際的な援助により、教育環境が変わりつつある。また、外国で学んだカンボジア人の卒業生たちが母国に戻って教育を担い始めているのも大変にうれしいことだ」(カンボジア月刊邦字誌「プノン」編集長 木村文)

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【用語解説】カンボジア工科大学

 カンボジアの理系大学として最高水準で、1964年に創設された。現在の学生数は3500人。日本との関わりが深く、国際協力機構(JICA)を通して昨年、研究棟の実験機材など6億円近い無償協力をした。ほかにも、アセアン工学系高等教育ネットワーク(SEED-Net)、工科大学教育能力向上プロジェクトなどにより、同大学の発展に積極的に協力している。オム・ロムニー学長は、カンボジア内戦終結後に最初の国費留学生として日本に渡り、北見工業大学(北海道北見市)で博士号を取得した親日派だ。

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