日銀総裁、任期内「物価2%上昇」なるか (2/2ページ)

2016.8.20 06:45


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 消費者が値上げを受け入れるには賃金の上昇が欠かせない。16年春闘では、中堅・中小企業も含め3年連続で賃上げが実現したものの、伸び率は6月末時点で2.0%と前年実績の2.2%を下回った。

 黒田総裁も「賃金の上昇率が少し鈍いという感じは持っている」とこぼした。

 春闘は前年の物価の動きが目安となる。原油価格が大きく下がったため、「賃金の上昇率が下がる傾向はあるかもしれない」(黒田総裁)。さらに、日本では長年デフレが続き、企業や家計の物価観がまだまだ低いという事情もある。

 「原油価格が回復すれば、物価上昇率は徐々に上がっていく」

 黒田総裁はこう強調したが、世界経済の先行き不安が強まると円高が進み、輸入物価を下押しする恐れも出てくる。日銀が金融緩和で物価を再び力強く上昇させられるか、「総括的な検証」への注目度は高まっている。(米沢文)

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