誰も助けてくれない…意気消沈の韓国 大気汚染で中国に逆らえず、日本に頼れず (3/5ページ)

 大気汚染に限っていえば韓国は最下位

 さらに韓国がショックを受けているのが、OECD「より良い生活の質指数」で調査対象の38加盟国中28位にとどまり、ポーランド(27位)、ポルトガル(29位)、ラトビア(30位)と同レベルだったことだ。韓国紙、中央日報(電子版)などが伝えている。

 OECDの「より良い生活の質指数」は、住居▽所得▽職業▽共同体▽教育▽環境▽市民参加▽健康▽人生の満足▽安全▽仕事と人生のバランス-の11部門を評価して国家別に生活の質をはかる指標だ。OECDは11年から毎年この指数を調査して発表しており、韓国は2年連続で順位を下げている。

 11部門のうち、特に低かったのが「仕事と人生のバランス」(36位)で、下位だったのはトルコ(38位)とメキシコ(37位)だけだった。

 韓国にとってさらに深刻なのが、「環境」部門で37位だったことだ。最下位はイスラエルだが、大気汚染に限っていえば韓国は最下位。

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対処できない場合、約40年後の2060年にはOECD加盟国のうち最も大きな被害が…