これが現実になれば、中国に現地法人を持っている大企業は、そこから招聘状を出せばいいので、影響は小さいとみられるが、何度も中国に渡る必要のある中小のビジネスマンらの負担が大きくなる恐れがある。
一方、中国大使館は、「発給中断は事実無根、ビザ発給の手続きにも変動がない」とし、韓国外交部も「事実無根」としているという。どうなっているのか。
韓流スター「干し上げ」の恐れ
ネット上で注目を集めているのが、韓流スターへの波紋だ。
中央日報(日本語電子版)は8月4日、韓国ドラマの主演スターらが中国・北京で6日に開催を予定していたファン集会が突然延期になったと伝えた。韓国のスポーツ紙の取材に制作会社側は「『不可抗力的な理由』で中心になった」との通知を受けた答えたという。
朝鮮日報(同)も4日、中国ドラマで、韓国人女優が降板する可能性が高くなり、その場合、中国人女優に変更されるとみられると報じた。