7月の景気指数、2カ月連続で改善 基調判断「足踏み」は14カ月連続で据え置き

 内閣府が7日発表した7月の景気動向指数(平成22年=100)は、景気の現状を示す一致指数が前月比0・7ポイント上昇して112・8となり、2カ月連続で改善した。

 熊本地震の影響で低迷していた乗用車や関連部品の生産、出荷が持ち直したことや、猛暑で冷蔵庫など家電の出荷が好調だったことが上押しした。また、参院選の影響を避けるため、百貨店で夏のセールが前倒しされ、小売業の商業販売額が伸びたことなども寄与した。

 一致指数の基調判断ついては、内閣府は「足踏みを示している」のまま、14カ月連続で据え置いた。

 前月と比べられる7指標のうち、プラスに寄与したのは耐久消費財出荷指数など4指標、マイナスに寄与したのは有効求人倍率など3指標。数カ月先の景気動向を示す先行指数は前月比0・7ポイント低下の100・0で、2カ月ぶりに悪化した。