
航空自衛隊のF2戦闘機(防衛省のホームページから)。F2の後継機となるF3戦闘機開発をにらんだ企業選定作業が始まった【拡大】
F2の開発にあたって、米国は大出力エンジンだけでなく機体制御を行うためのソースコードなどの提供も拒否。日本側は米国側に技術を事実上、無償で開示しなければならなくなったのに対し、米国側は技術情報の開示を拒むことができた。また、日本側はF2を1機製造するごとに多額のライセンス料を米国側に支払わなければならなくなった。
F3開発に米国が横やりを入れてきた?
心神の開発・製造に当たっても日本側がステルス性能をチェックする実物大の模型試験を米国内で実施しようと要請したのに対し、米国側は試験施設利用を拒否。このため、試験はフランスの施設を借りて行った。
F2の国内開発のネックとなったエンジン開発だが、心神はIHIが製造した推力5トンのXF5-1エンジン2基を搭載している。米国が誇る最新鋭のステルス戦闘機F22は推力15トンのF119エンジン2基を搭載している。航空自衛隊が保有し、今も第一線で運用されている第4世代のF15は推力8・6トンのF100エンジンを搭載している。