VWの通年販売、1000万台現実味 1~9月期2.4%増

 ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は、グループの1~9月期の世界販売台数が前年同期比2.4%増の760万9400台だった。14日発表した。通年で2014年以来の1000万台突破が現実味を帯び、トヨタ自動車が4年連続で守ってきた首位の座をうかがうペースとなっている。

 昨年9月に発覚した排ガス規制逃れ問題の影響が残っているものの、市場規模の大きい中国で大幅に販売台数を伸ばした。

 傘下の高級車ブランドのアウディが4.5%増、ポルシェも3.0%増。シュコダ(チェコ)も6.2%伸びた。上期(1~6月期)は不正の影響で苦戦した主力のVWブランドの乗用車も巻き返し、0.6%増となった。

 地域別では米国が6.1%減、景気が冷え込むブラジルやロシアでも減少した。一方、中国で10.7%増だったほか、ドイツで2.1%増、欧州全体では3.5%増だった。(ベルリン 共同)