
顧客の注文を受けたランチボックスを手にする「ゴジェック」の運転手=8月、ジャカルタ(共同)【拡大】
交通渋滞が世界最悪といわれるインドネシアの首都ジャカルタで、のろのろとしか動かない自動車を尻目にすいすいと移動できるバイクを使った新たなビジネスが登場している。渋滞を嫌って、外出をためらう顧客に代わり、買い物をしたり、さまざまなものを配達したりするサービスだ。
「渋滞のため外出するのがおっくうな時には食事をバイクで買ってきてもらう。画期的でとても便利」。ジャカルタの女性会社員、ディア・メガサリさんはバイクビジネスを褒めちぎる。
ジャカルタでこのビジネスに参入している主な企業は、「ゴジェック」「グラブ」「ウーバー」の3社。
ビジネスの内容は、スーパーマーケットなどでの買い物代行や食事の配達、コンサートのチケット購入代行など多岐にわたる。掃除やマッサージのスタッフ、ネイルケアや散髪などのための美容スタッフを連れてくるサービスもある。
地元メディアによると、基本料金は走行距離に応じて変動する。「ゴジェック」の場合、10キロ未満だと1万2000ルピア(約96円)、10キロ以上15キロ未満は1万5000ルピアで、15キロ以上では1キロごとに2000ルピアが加算される。これに各種サービス料金を上乗せして合計金額が決まる。