中国人民大学商学院の牛海鵬教授は「中国の小売業や電子商取引(EC)の急成長で、小売業界の競争はますます激しくなっている」と指摘。中国国際貿易促進委員会研究院の国際貿易研究部主任、趙萍氏は「カルフールは市場の変化に対応しきれず、国内企業や他の外資系企業に後れをとっている」と分析する。
小売業ポータルサイト、聯商網によると、中国で2015年に閉店した大手スーパーや百貨店は138店舗。特にスーパーの閉店が多くなっており、カルフールは閉店数が出店数を上回っていた。
中国チェーン経営協会の郭戈平会長は「(大規模都市の)1、2線都市では小売業が飽和しつつあり、1人当たりの店舗面積は既に先進国を追い越している」とし、「コンビニなどの小型業態は多くの小売企業にとって重要な選択肢。過去5年の成長をみても際立っている。O2O(オンラインとオフラインの連携)でコンビニは、ECの利便性を取り入れることができた」と打開策を示した。(中国広播網=中国新聞社)