資生堂は10月下旬、世界最大級となる研究開発拠点を横浜市で着工。投資額は300億~400億円に上る見通しだ。
日本は、少子高齢化で労働力人口が減る構造的課題を抱えており、生産性の向上が課題だ。技術革新を生み出す研究開発投資は解決の大きなカギとなる。
安倍首相の問題意識も強く、10月の経済財政諮問会議では官民一体での研究開発投資拡大を指示したほか、29年度予算編成の基本方針でも重点施策の一つに挙げた。
一方、内閣府が同時に発表した28年7~9月期の実質GDP改定値は年率で前期比1.3%増となり、速報値の2.2%増から下方修正された。設備投資の下振れなどが影響した。プラス成長は3四半期連続。
新基準への切り替えで7~9月期の名目GDPは年換算で537兆3千億円となり、四半期ベースの年換算値では過去最高となった。