
ロシアのプーチン大統領(右)と握手を交わす安倍首相。北方領土問題の進展に期待がかかるが…=11月、ペルー・リマ(AP)【拡大】
--日本の外交に関しても、トランプ氏勝利が大きな影響を与えつつあることは確かです
外交面はもちろん、経済面などでもしかりです。「アメリカ・ファースト」を掲げるトランプ氏は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)離脱を正式表明しましたが、日本として米国の政策変化を踏まえた対応が必要です。また、トランプ氏の掲げる大幅減税や1兆ドルのインフラ投資などを市場が好感していますが、これはわが党が訴えてきた政策と考え方を同じくします。
アベノミクスの失敗で、日本経済には停滞感が漂っていますが、景気の足かせとなる消費税の5%への減税や法人実効税率の大胆な引き下げをはじめ、経済立て直しに向けた手立てを講じるべきです。日本を取り巻く安全保障環境が悪化するなか、これ以上の経済力低下を許せば、近隣国をつけあがらせ、結果として、さらなる危地に日本を追い込むことにもなりかねません。国益を確保する、いわば「日本ファースト」の政策遂行が肝要だと考えます。
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【プロフィル】釈量子
しゃく・りょうこ 1969年、東京都生まれ。國學院大學文学部史学科卒業。大手家庭紙メーカー勤務を経て、94年、宗教法人幸福の科学に入局。常務理事などを歴任。幸福実現党に入党後、女性局長などを経て、2013年7月より現職。