
署名済みの大統領令をかざすトランプ米大統領=23日、米ホワイトハウス(UPI=共同)【拡大】
スパイサー大統領報道官は23日の初めての定例記者会見で、二国間協定はTPPのような多国間協定と比べて、内容修正のための再交渉が容易だと説明。「相手国が欧州でもアジア太平洋でも中東でも、可能性がある二国間協定の検討を進めている」と述べた。また今週中に貿易問題に関する追加の発表があることも明らかにした。
一方、トランプ氏は労組との会談のなかで北米自由貿易協定(NAFTA)について、「適切な時期」にメキシコとカナダとの再交渉を始めると述べた。トランプ氏は31日にメキシコのペニャニエト大統領とワシントンで会談する予定。またカナダのトルドー首相とも近く会談する意向だ。
ロイター通信によると、ペニャニエト氏は23日のメキシコシティーでの演説で、米国との関係について「解決策は対立でも服従でもなく、対話と交渉であるべきだ」と述べた。またTPP発効が不可能になったことを受け、TPPに署名した各国との二国間協定の締結に向けて即座に動き出すことも明らかにした。