
1月28日、ホワイトハウスの執務室で、ロシアのプーチン大統領と電話会談するトランプ米大統領(UPI=共同)【拡大】
【ワシントン=黒瀬悦成】米新政権が、トランプ大統領と外国首脳との電話会談の内容がメディアに暴露され続けているとして、いらだちを募らせている。9日もロイター通信が、ロシアのプーチン大統領との初の電話会談でトランプ氏がオバマ前政権時代に締結された核軍縮条約を批判したと報道。スパイサー米報道官は9日、「重大な懸念を抱いている」と述べ、リークの実態を究明する方針を明らかにした。
ロイター通信によると、トランプ氏はロシアのプーチン大統領と1月28日に約1時間にわたり電話会談した際、プーチン氏から2021年に期限切れとなる新戦略兵器削減条約(新START)の延長の可能性について提起された。
しかし、トランプ氏はプーチン氏が何のことを話しているのか分からず、隣にいた側近に聞いた上で、条約はロシア側に有利で、オバマ前政権による悪い交渉合意の一つだと批判を始めた。トランプ氏はまた、自分がいかに人気があるかについて語ったという。
これに対し、スパイサー大統領報道官は「会談は生産的だった。何を言われたか分からなかったということはない」と否定した。