
プノンペンの街を走る公共バス(JICA提供)【拡大】
同様に日本の援助でバスの運行に取り組んでいるラオスの先行事例も参考に、バスの運行状況をスマートフォンで確認できる「バスロケーションシステム」や「ICカード」によるバス定期券システムなどの導入も検討していく。
プノンペン都では、日本の援助により信号機の設置も進んでいる。JICAによると、都内合計100カ所で信号機が交換、新設され、新たに整備される交通管制センターと光ケーブルで結ばれる。
日本の1950~60年代の「交通戦争」を思わせるともいわれるプノンペンの交通問題。プノンペン都は2035年を目標とする「総合交通計画プロジェクト」によって、拡大を続ける都市部の交通インフラ整備に取り組む。日本の経験を生かした援助で交通インフラが改善され、多くの人にとって住みやすい街へと変わっていくことを期待したい。(カンボジア月刊邦字誌 「プノン」編集長 木村文)