他電力を巻き込む東電の新再建計画 賠償金、廃炉費…「福島」費用に二の足か (2/2ページ)

 原賠機構連絡調整室の西山圭太室長(東電HD執行役)は22日の記者会見で、東電の提携交渉について、「潜在的パートナーがどういう条件なら受け入れ可能か、今秋にも協議したい」と意欲を示した。

 約22兆円と見込まれる原発事故の廃炉や賠償費用を確保するため、東電は30~40年にわたり年5000億円の資金を捻出する。除染費用4兆円は国が過半数を保有する東電HD株の売却益を充てる計画で、企業価値を1株当たり1500円程度と現在の4倍弱まで向上させなければならない。東電は4月にもまとめる計画全体で、より具体的な収益源を示す必要がある。(高木克聡)