
ミャンマーは4月12~16日、ビルマ暦の新年を祝う水祭りが行われた。同国は今年度、7.7%の経済成長が見込まれている=4月14日、ヤンゴン(AP)【拡大】
ミャンマーは4月17日、ビルマ暦の新年を迎えた。政権2年目に入った同国政府も、経済成長の加速と少数民族問題の和平推進を目指して新たなスタートを切った。現地紙ミャンマー・タイムズなどが報じた。
実質的な政権指導者アウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相の側近ティン・ミョー・ウィン氏は暦上の新年を前に「平和にとってビジネスは重要であり、ビジネスの成長に平和は不可欠だ。切り離して考える問題ではない」と述べ、成長加速と和平推進の両立に向けた意欲を示した。
また、同氏は「途上国で内部対立が激化するのは、経済がうまく回らないとき」とも述べた。そのうえで、ミャンマーは経済成長による国民の生活向上が続いており、多くの問題を解決できると自信をみせている。
アジア開発銀行(ADB)によると、ミャンマーの経済成長率は2016年度(16年4月~17年3月)の6.4%から17年度に7.7%、18年度には8.0%と加速する見通しだ。
ADBはミャンマー経済について、東南アジア諸国連合(ASEAN)における「最後のフロンティア」として先進国からの企業進出が期待できると分析している。